入れ歯は何故大切?

投稿日:2017年7月13日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

こんにちは!
歯科助手の石塚です(#^.^#)
今日は、入れ歯のお話!!

初めて入れ歯を使う方は、特に違和感を感じたりして
使わなくなってしまっているなどのお話を聞くことがありますが…

何故入れ歯は必要?
入れ歯によって維持される機能とは?をお話ししましょう。

入れ歯が持つ役割は、大きく分けて5つあります。

入れ歯には、失った歯を補いきちんと噛む事、見た目の回復、
発音など様々な機能を正常に保つ役割があります。
失った歯が多ければ多い程、今まで出来ていた事が出来なくなっていきます。
今回は、総入れ歯の場合を例に挙げてご紹介します。

① 舌が動く範囲を確保する。
きちんと噛み、飲み込む為には、下顎と舌の前後・上下・左右への動きが重要です。
入れ歯の噛み合わせの高さが合っていないと、これらの動作が困難になります。
お口に合った入れ歯は、適切な噛み合わせの高さを保ち、
口腔内で舌が正常に動ける範囲を確保する役割があります。

② 唇を閉じる機能を維持する。
唇は閉じようとする時に口腔内に入り込む運動をします。
前歯がある事で、唇が閉じる度に口腔内に入り込む運動に対して
前歯からの抵抗を受け、唇を閉じる為に必要な筋肉の力が維持されます。
特に上唇は、閉じる事により食べ物を食器から拭い取ったり、
食べ物を喉の方へ送り込む為の舌と上顎の間の圧迫圧を後方に向かわせる役割があります。
上の総入れ歯を装着していると、このように唇を閉じる機能を維持する事が出来るのです。

③ 開口機能を維持する。
下顎の開閉口運動には、頬の筋肉やお口閉じる為の筋肉の良好な伸展性が必要です。
入れ歯によって噛み合わせが維持されている場合には、適切な筋肉の長さが維持されています。
その為時に、頬の粘膜と歯の間にこぼれた食べ物を臼歯が噛み合う面に乗せ返す事が出来ます。

④ 咬合力を維持する。
噛むのに必要な筋肉は、上下の歯による噛み合わせが可能な状態では体重程度の力が発生します。
最大筋力を100%とすると、一般的に日常生活では最大筋力の20~35%程度の筋力を使い、
この筋力で運動すると筋力は維持されます。
入れ歯が装着されて体重の20~35%程の噛む力を使っていると、噛む力が維持されるのです。

⑤ 刺激に対する耐性を維持する。
通常入れ歯は歯茎と接触し、噛む時の圧力を負担します。
つまり、入れ歯を装着してお食事をされる場合、
入れ歯の歯茎に接している面からの刺激を受ける為、それに反応する形で歯肉粘膜は厚くなっていきます。
こうして、噛む時の圧力や入れ歯との接触刺激に対して耐性を維持する事が出来るのです。

このように、入れ歯を入れている事で様々な重要な機能を維持する事が出来ます。
入れ歯は義足や義手、人工臓器などと同じように、大切な身体の一部なのです。
ご自身に合った入れ歯をお作り頂き、健康を保っていきましょう。

義歯にもいろいろな種類があります!
ご自身にあったものをぜひ歯科医師にご相談ください