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嘔吐反射について

投稿日:2017年8月31日

カテゴリ:新津田沼歯科ブログ

こんにちは、歯科医師の安岡です。 歯医者さんで治療中にお口の中に道具を入れられただけで「おえっ」となったことはないでしょうか。 これは嘔吐反射(異常絞扼反射)という生理現象です。 今回はこの嘔吐反射についてお話しさせていただきます。 通常でも喉の奥に指を入れると吐き気が起こりますが、 嘔吐反射は少しでも口の中に異物が触れると吐き気を催す辛い現象です。 この症状が出る状況は、奥歯の歯ブラシで磨いているとき、歯科医院で歯の型取りをする時、 バキュームで水や唾液を吸っている時、入れ歯を入れた時 などが考えられます。 原因としては、 ・生理現象であるがそれが顕著である場合 ・治療に対して恐怖心、不安感など心理的な要因 等が言われています。 極度の嘔吐反射の方は、大学病院などの専門機関にてリラックスした状態で 治療する方法(笑気麻酔、静脈内鎮静法)を併用して歯科治療を行う必要も出てきます。 一方で、日によって嘔吐反射が出たり出なかったりという場合もあります。 人によって症状の度合いは様々です。 対応策としては、診療時の背もたれを起こした状態で行う、 口を大きく開けた状態で鼻呼吸をしてもらう、 歯型を取るときの材料の量を調整する 等、工夫して治療を受けていただきます。 嘔吐反射がある患者様の場合、我々は治療のストレスを少しでも軽減するために、 細心の注意を払って治療に臨んでいます。 このような経験のある方は、初診時に歯科医師及びスタッフに気軽に相談してください。 東京歯科大学口腔インプラント学講座 安岡 はるか

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