歯周病になりやすい人の特徴とは?
投稿日:2025年6月2日
カテゴリ:新津田沼歯科ブログ
歯周病になりやすい人の特徴について
津田沼駅すぐの歯医者「徳壮会新津田沼歯科クリニック」の歯科衛生士です。
現在、歯周病は歯を失う一番の原因となっています。歯周病は細菌の感染によって発症する病気ですが、生活習慣や健康状態も深く関係するため、歯磨きをきちんと行っていても歯周病リスクが高くなることがあります。
そこで今回のブログでは、歯周病になりやすい人の特徴についてお話したいと思います。
口腔ケアが不十分
毎日の口腔ケアが不十分な方は、磨き残しによって食べかすやプラークが蓄積します。口腔内が不衛生になると、細菌が繁殖するため、歯周病リスクが高くなります。
歯並び・咬み合わせが悪い
歯並びが悪いと、歯が重なりあった部分の汚れが落としづらくなるため、口腔内が不衛生になり、細菌が繁殖しやすくなります。また、咬み合わせが悪い方は歯周組織に過剰な力がかかり、歯周ポケットの形成や歯槽骨の吸収が進行するため、歯周病が悪化しやすくなります。
甘いものを頻繁に摂取する
飲食物に含まれる糖分は、細菌が繁殖するための餌となります。甘いものには、糖分が多く含まれているため、頻繁に摂取される方は歯周病や虫歯リスクが高くなります。
口で呼吸している
口で呼吸している方は、口腔内が乾燥しやすくなります。口腔内が乾燥すると、唾液の殺菌作用や自浄作用が低下するため、汚れの蓄積や細菌の繁殖によって歯周病になりやすくなります。
食いしばり・歯ぎしりの癖がある
食いしばりや歯ぎしりは、通常の咀嚼に比べて非常に強い力がかかるため、歯周組織にダメージが蓄積することによって歯周病リスクが高くなります。食いしばりや歯ぎしりは、睡眠時の無意識下で起こることが多く自覚しづらいため、注意が必要です。
免疫力の低下
過度なストレスや睡眠不足、栄養不足などによって、身体の免疫力が低下します。免疫力が低下すると、お口の中の細菌が活発になるため、歯肉が炎症を起こして痛みや腫れが生じることがあります。
妊娠している
女性は妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの分泌量が増加します。歯周病菌の中には、エストロゲンやプロゲステロンによって活発になる細菌が存在するため、妊娠中は歯周病リスクが高くなります。
糖尿病の方
糖尿病になると、免疫力が低下するため、細菌への抵抗力が弱くなり、細菌が繁殖しやすくなります。また、唾液の分泌量が減少し、口腔内が乾燥しやすくなるため、唾液の自浄作用や殺菌効果が低下して歯周病リスクが高くなります。
お薬の影響
高血圧や骨粗しょう症、てんかんなどの持病により、お薬を服用されている場合は、お薬の含まれる成分によって歯茎が炎症を起こしやすくなったり、出血しやすくなるため、歯周病リスクが高くなります。
習志野市津田沼で歯周病の予防・歯周病治療をご希望の方はぜひ、徳壮会新津田沼歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
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