ケアがしやすくなる

親知らずはお口の一番奥にあり、歯磨きがしづらいため、汚れが蓄積して虫歯や歯周病、口臭のリスクが高くなってしまいます。親知らずを抜歯することによって、ケアがしやすくなるため、口腔内をより衛生的に保つことができます。

お口のトラブルリスクを軽減できる

親知らずはケアが難しいため、汚れが蓄積して虫歯や歯周病になりやすくなります。また、横や斜め向きに生えていると、前方の歯を押して成長するため、歯並びや噛み合わせが悪化する可能性があります。親知らずを抜歯することにより、お口の様々なトラブルリスクを軽減することができます。

口臭の改善・予防

親知らず周辺に磨き残しが多くなると、細菌が繁殖して口臭が強くなってしまいます。親知らずを抜歯することによって、清掃性が高くなるため、口臭の改善・予防が期待できます。

患部の痛みや腫れを伴う

親知らずを抜歯して数日間は患部の出血や痛み、腫れを伴うことがあります。痛みや腫れについては、抜歯する際に要した時間や親知らずの状態によって変わってきます。患部が治癒する1～2週間位の間は食事がしにくい場合があります。

神経麻痺・大量出血などの問題が生じる可能性がある

稀なケースではありますが、親知らずを抜く際に神経や血管を損傷し、神経麻痺や大量出血が生じる場合があります。事前の検査をしっかり行ってから抜歯を行うことにより、それらのリスクを軽減できます。

ブリッジや入れ歯の支台歯が減る

将来的に歯を失った場合、ブリッジや入れ歯などを支える歯として親知らずを活用することができますが、抜歯してしまうと、支えとして活用できる歯が減ってしまうため、ケースによっては治療の選択肢が狭まる場合があります。